120 こばや金武こばに 竹や安冨祖竹 やねや瀬良垣に 張りや恩納
読み
クバヤチンクバニ タキヤアフスダキ ヤニヤシラカチン ハリヤウンナ
作者
読人知らず
大意
くばは金武で取り、竹は安冨祖で取り、瀬良垣では竹を細く削り、恩納では笠を仕上げた。
鑑賞
読み人知らずの金武節は、琉歌に関する古文献から推察すると、18世紀後半より古い時代に生まれたと考えられる。金武を出発し安冨祖、瀬良垣、恩納までの道程をくば笠作りになぞらえて歌ったものである。
節名
金武節
歌の分類・内容
土地ぼめ・労働の歌
琉歌碑
有り
ビデオ
無し
引用及び
参考文献
「歌碑説明文」より

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