126 | 勝連の嶋や 通ひぼしやあすが わにやまぢやうの潮の 蹴やりあぐで |
カツィリンヌシマヤ カユイブシャアスィガ ワニヤマジョヌウシュヌ キヤイアグディ | |
読人知らず | |
勝連の村は美人どころで、通って遊びたいが、和仁屋間門の潮が波荒くて渡るのがとても大変である。 | |
北中城村の和仁屋と渡久地の集落の境を「和仁屋間門」という。和仁屋部落には「ワナマジョー」と呼ばれる馬場があり、それにちなむ名であると地元では伝えられている。「和仁屋間門」は、首里から勝連半島に通じる道筋にあり、満潮時には渡れないが、干潮時には和仁屋部落の前に広い干潟が現れた。旅人は、潮水に足を取られ、浅瀬を探しながら用心深く渡らなければならないという交通の難所であった。 | |
勝連節 | |
名所歌 | |
有り | |
無し | |
参考文献 |
「ー歌碑にみるー歌・三線のふる里をたずねて」沖縄市立郷土博物館。 「北中城の石碑」北中城村教育委員会 |