129 仲順流りや 七ながり(エイサーエイサー ヒヤルガエイサー スリサーサースリ) 黄金ぬはやしん 七はやし(はやし) 仲順大主や 果報な者(はやし) 産し子や三人 産し出じゃち(はやし)
読み
作者
読人知らず
大意
鑑賞
仲順流りの歌は北中城村仲順にまつわる伝承が念仏歌になり、チョンダラー芸として各地で歌われているうちに祖先供養のエイサーの歌として地域に定着していったのではないかと考えられる。原話は、仲順大主(長者の大主)が、長者の徳を授けるべき者を子どもたちの中から選び、その流れを継がそうと言う話である。あちこちに類話がある。歌劇舞踊にもなって演じられている。ふし名に「仲順」の固有名詞が付されていることからすると、念仏歌がはやるころには、仲順流りとしてうたわれていたであろう。「仲順流り」は、叙事的に展開される口説であるので、歌碑にはエイサーでうたわれる初めの部分だけを刻字してある。
節名
仲順流り
歌の分類・内容
口説
琉歌碑
有り
ビデオ
無し
引用及び
参考文献
「北中城の石碑」北中城村教育委員会

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