19 たまさかの今宵 鶏やうたるとも しばし明け雲に なさけあらな
読み
タマサカヌクユイ トゥイヤウタルトゥン シバシアキグムニ ナサキアラナ
作者
読人知らず
大意
たまの逢瀬の今宵は語っても語り尽くせず、はや暁をつげる鶏も鳴き始めた。たとえ鶏は鳴こうとも、明け雲よ、情あらばいま少し、夜明けをおしとどめてほしい。
鑑賞
夜明けをおしとどめようと東雲に願う心情切なるものが感じられる。
節名
干瀬節
歌の分類・内容
恋の歌
琉歌碑
無し
ビデオ
無し
引用及び
参考文献
高校生のための古典副読本「沖縄の文学」沖縄県高等学校障害児学校教職員組合編

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