23 手巾持ち上げれば 与所の目のしげさ かしらとりなづけ 手しやい招け
読み
ティサジムチャギリバ ユスヌミヌシジサカシラトゥイナヅィキ ティシャイマニキ
作者
読人知らず
大意
手巾を持ち上げて合図をすると、他人の見る目が多いので、髪をかきあげるふりをして手で招いてくれ。
鑑賞
人目をはばかる中の見送り(船出)の場面と解する考え方もあるが、あえてこれにこだわらずに、日常生活の場面で考えるほうが適切である。額田王の歌「茜さす紫野行き標野行き野守はみずや君が袖ふる
節名
花風
歌の分類・内容
恋の歌
琉歌碑
無し
ビデオ
無し
引用及び
参考文献
高校生のための古典副読本「沖縄の文学」沖縄県高等学校障害児学校教職員組合編

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