25 誰が宿がやゆら たづねやり見ぼしや 月に琴の音の かすか鳴ゆす
読み
タガヤドゥガヤユラ タヅィニヤイミブシャ ツィチニクトゥヌニヌ カスカナユスィ
作者
神村親方
大意
どなたの家であろうか、訪ねてみたいものだ。月明かりに琴の音がかすかに聞こえてくることよ。
鑑賞
『平家物語』の「小督」の章に「峯の嵐か松風か、尋ねる人の琴の音か・・・琴をぞひき澄まされたる」とある、その美の世界を琉歌にまとめあげたもので、当時の知識人の和文学に対する教養のほどがうかがわれる。
節名
瓦屋節
歌の分類・内容
風流の歌
琉歌碑
無し
ビデオ
無し
引用及び
参考文献
高校生のための古典副読本「沖縄の文学」沖縄県高等学校障害児学校教職員組合編

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