29 朝夕さもあそば 拝みなれそめて 里や旅しめて いきやす待ちゆが
読み
アサユサンウスバ ヲゥガミナリスミティ サトゥヤタビシミティ イチャスィマチュガ
作者
読人知らず
大意
朝な夕なお側にいて、深く馴れ親しんで暮らしてきた、いとしい人を旅立たせて、これからの日々をどのようにしてお待ちしましょうか。
鑑賞
この歌は「花風」という踊りにおいては、必ず前の歌に続いて歌われるので一組として味わうとよい。愛する人を旅立たせた女の心をうたったものである。
節名
述懐節
歌の分類・内容
恋の歌
琉歌碑
無し
ビデオ
無し
引用及び
参考文献
高校生のための古典副読本「沖縄の文学」沖縄県高等学校障害児学校教職員組合編

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