35 肝のもてなしや 竹のごと直く 義理の節々や 中にこめて
読み
チムヌムティナシヤ ダキヌグトゥスィグク ジリヌフシブシヤ ナカニクミティ
作者
義村王子朝宜
大意
人の心のもち方は、竹のように真直にし、守るべき義理は節目節々にきちんとこめて、しっかりと生きていきたいものである。
鑑賞
人として、世を渡っていく上での、義理と心のありようを説いた教訓歌であるが、比喩的表現の巧みさとあわせて味わいたい。内容は、封建社会において道徳として尊ばれたものではあるが、現代にあっても根本において変わりはないであろう。
節名
仲村渠節
歌の分類・内容
教訓歌
琉歌碑
無し
ビデオ
無し
引用及び
参考文献
高校生のための古典副読本「沖縄の文学」沖縄県高等学校障害児学校教職員組合編

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