37 ほまれそしられや 世の中の習ひ 沙汰もないぬ者の 何役立ちゆが
読み
フマリスシラリヤ ユヌナカヌナライ サタンネンムヌヌ ヌヤクタチュガ
作者
伝 具志頭親方文若
大意
ほめられることやそしられることは、世の人の常である。世間に評判もたたないものが、どうしてなんの役に立ちえようか。
鑑賞
具志頭親方(1682〜1761)は尚敬王に仕えて長く三仕官を勤め、政治、経済、その他各方面に大きな功績を上げた人である。しかし、世人からはよくもわるくもいわれた人であり、名護親方とはあらゆる面で対照的であった。
節名
教訓歌
歌の分類・内容
教訓歌
琉歌碑
無し
ビデオ
無し
引用及び
参考文献
高校生のための古典副読本「沖縄の文学」沖縄県高等学校障害児学校教職員組合編

琉歌鑑賞へ 目次へ 次の琉歌へ 前の琉歌へ