4 | なんじや臼なかへ 黄金じく立てて 計て摺りあます 雪の真米 |
ナンジャウスィナカイ クガニジクタティティ ハカティスィリアマス ユチヌマグミ | |
読人知らず | |
銀の臼に黄金の軸を立ててもみを摺り精げると、予想よりも盛りあまるほどよくできた雪のような白い真米であるよ。 | |
金銀作りの臼に、予想以上の量の粒のあらい米を収める喜びをうたったものである。しかし、金銀ず くりの臼のあろうはずはなく、これもやはり、貧しい農民がことばのもつ霊力によって、豊作を願う予祝の歌なのである。作田節については3番の歌参照。 | |
作田節(稲摺節) | |
祝いの歌 | |
無し | |
無し | |
参考文献 |
高校生のための古典副読本「沖縄の文学」沖縄県高等学校障害児学校教職員組合編 |