42 みすとめて起きて 庭向かて見れば 綾はべる無蔵が あの花この花 吸ゆるねたさ
読み
ミストゥミティウキティ ニワンカティミリバ アヤハベルンゾガ アヌハナクヌハナ スユルニタサ
作者
読人知らず
大意
朝早く起きて庭を見ると、美しい蝶があの花この花と飛び移っている。その思う存分の振舞がねたましい。
鑑賞
美しい蝶が花から花へ自由に飛びまわる情景を歌ったもので、その真意は、多情な女に翻弄される男心をうたったものである。
節名
長歌昔蝶節
歌の分類・内容
恋の歌
琉歌碑
無し
ビデオ
無し
引用及び
参考文献
高校生のための古典副読本「沖縄の文学」沖縄県高等学校障害児学校教職員組合編

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