44 うらとぅばんとぅぬ 通うだいば道ま なまになり草まば 生いかばし
読み
ウラトゥバントゥヌ カヨウダイバミチェマ ナマニナリフサマバ ムイカバシ
作者
読人知らず
大意
あなたと私が人目を忍んで通った狭い小道は、今では草が生い茂っている。
鑑賞
八重山民謡の白眉「トゥバラーマ」の曲に最もふさわしい詞としてよく使われる。上句と下句の間には「なまになり」という語で時間の経過が表現されている。愛し合った二人の果たされぬ恋をうたいあげたものである。
節名
トゥバラーマ 
歌の分類・内容
八重山の歌
琉歌碑
無し
ビデオ
無し
引用及び
参考文献
高校生のための古典副読本「沖縄の文学」沖縄県高等学校障害児学校教職員組合編

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