50 夏冬変らぬ子の方の星がまよ 雲らだ照り居る子の方星がまよ  汝見上げどかなしゃ見上げど 暮らさでぃびやむよ
読み
ナチフユカワランニヌパノプスガマヨ クモラダティリウルニヌパプスガマヨ ブァミアギドゥカナシャミアギドゥ クラサディビヤンヨ
作者
読人知らず
大意
夏冬位置の変わらぬ北極星よ、曇らず光り輝く北極星よ。おまえを見あげ、いとしい人を遠く眺めるだけで私は過ごすのであろうか。
鑑賞
夜空に遠く輝く北極星を見上げて、思いのとどかない恋人を連想し、あふれる恋心のやるせなさを歌っている。
節名
伊良部とぅがに・中舌音
歌の分類・内容
宮古の歌
琉歌碑
無し
ビデオ
無し
引用及び
参考文献
高校生のための古典副読本「沖縄の文学」沖縄県高等学校障害児学校教職員組合編

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