6 若夏がなれば 心うかされて でかやうまはだ苧よ 引きやい游ば 
読み
ワカナツィガナリバ ククルウカサリティ ディカヨマハダヲゥユ フィチャイアスィバ
作者
読人知らず
大意
若夏の季節になると、心うきうきとして楽しく、じっとしていられない。さあ、真肌のようなみずみずしい苧から糸を引いて遊ぼう。
鑑賞
南国の初夏の下、乙女たちは、乙女の真肌のような苧や苧麻から糸を積む。それは歌などを歌いながらの共同作業であるが、その乙女たちの楚々とした姿もほうふつとしてくるような、すがすがしくさわやかな歌である。
節名
夏の歌
歌の分類・内容
季節(夏)の歌
琉歌碑
無し
ビデオ
無し
引用及び
参考文献
高校生のための古典副読本「沖縄の文学」沖縄県高等学校障害児学校教職員組合編

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