61 浅地染めらはも 紺地染めらはも 里ままどやゆる 我身や白地
読み
アサジスミラワン クンジスミラワン サトゥママドゥヤユル ワンミヤシルジ
作者
読人知らず
大意
浅地に染めようが、紺地に染めようがもっぱらあなたの心しだいです。わたしは白地で、いかなる色にも染まります。
鑑賞
御意のままといっているようであるが、もちろん浅地よりは紺地のほうが望ましい。しかし自分から愛してくれということはいえない。プライドというものがある。しかし相当自信があるのであろう。
節名
本散山節
歌の分類・内容
恋の歌
琉歌碑
無し
ビデオ
無し
引用及び
参考文献
「増補 琉歌大観」 島袋盛敏 沖縄タイムス社

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