64 | 月も照りきよらさ 糸とまいれ童 露の玉ひろて 貫くやり遊ば |
ツィチンティリチュラサ イトゥトゥメェリワラビ ツユヌタマヒルティ ヌチヤイアスバ | |
安慶田親雲上 | |
月も美しく照り輝き、露もまた月の光を宿して玉のように美しい。子供たちよ、糸を探しておいで、五色の露の玉を拾って貫きとめて遊ぼう。 | |
庭の草葉に宿っている露が、まるで宝玉をまき散らしたようで、そのままに捨ておくのが惜しい。拾い集めて亥とに貫きとめて見たいというのである。 | |
中城はんた前節 | |
遊びの歌 | |
無し | |
無し | |
参考文献 |
「増補 琉歌大観」 島袋盛敏 沖縄タイムス社 |