66 | 大田名の嫁や なりぼしややあすが 石原あざ道の ふみのあぐで |
ウフダナヌユミヤ ナイブシャヤアシガ イシャラアザミチヌ フミヌアグディ | |
読人知らず | |
大田名の嫁になりたくはあるが、朝晩水を汲みに行く道が石ころ道で、大変難儀だ。あの村の嫁になるのはご免だ。 | |
若い嫁の仕事として、朝晩の水汲み仕事は、何よりも大切だから、娘達は嫁入り前に、まずその仕事を真っ先に考える。水汲みの難渋をこの歌は暗々に示している。 | |
大田名節 | |
労働の歌 | |
無し | |
無し | |
参考文献 |
「増補 琉歌大観」 島袋盛敏 沖縄タイムス社 |