68 | 泊港口に 舟や走い遣らち 童達が夢や 其に乗して |
トゥマインナトゥグチニ フニヤハイヤラチ ワラビタガイミヤ ウリニヌシティ | |
西原栄正 | |
修学旅行のため渡嘉敷島へ向かう児童たちを乗せて、泊埠頭を離岸した船は、すべるように港外へと出て行く。船の甲板は、まだ見ぬ土地へのあこがれや初めて船に乗った子供たちの感動、歓声につつまれている。この子どもたちの喜びと夢を乗せて船が出て行く様子を見事に歌いあげたもの出る。 | |
西原栄正の琉歌碑 | |
近代の琉歌 | |
有り309 | |
参考文献 |
「沖縄文学碑めぐり」垣花武信・東江八十郎著 那覇出版社 |