| 84 | 真謝原の甘藷や ちゅむとからみばき 赤嶺之小堀 あらいどくる |
| マジャバルヌウムヤ チュムトゥカラミバキ アカンニヌクムイ アライドゥクル | |
| 読人知らず | |
| 真謝原(歌碑の前方の土地)の芋は一根からバーキ3つもとれる赤嶺の小堀(池)は、それを洗う所である。 | |
| 「砂持節」は、明治の末頃まで続いていた地割制を背景に生まれた歌である。つまり、伊江島の地割りは9年毎に行なわれたというが、地分けによって荒地や石ころ畑を割り当てられても耕地として同じように上納をとりたてられたため、やせ地を割り当てられた人は土地を改良するために浜から砂を運んだという。「砂持節」にはその砂運びの情景や畑の模様などが歌い込まれているのである。 | |
| 砂持節 | |
| 土地ぼめの歌 | |
| 有り | |
| 無し | |
参考文献 |
「沖縄文学碑めぐり」垣花武信・東江八十郎著 那覇出版社 |