88 | 上原ヌ デンサ 昔カラヌ デンサ 島ヌアル マディヤ イチィン変ラヌ デンサ節作り 童子ケニ 言ザシ 世間ヌ戒シミナルスドゥ バンヤ願ユル 車ヤ三寸ヌ 楔シドゥ 千里ヌ道ン通ユル 人ヤ三寸ヌ舌シドゥ 大體ヤ食イシティ 島持チィドゥ 家持チィ 船乗リィドゥ ユヌムチ 勢頭舟子 親子 揃ラネバナラヌ 親子カイシャ 子カラ 兄弟カイシャ 弟カラ 家内持チィカイシャ 嫁ヌ子カラ |
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読人知らず | |
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県内各地で広く愛唱されている「デンサ節」は、今から約220年前、西表島上原で生まれた教訓歌である。「デンサ」とは、伝えられた教え「伝指」が訛ったものといわれているが、歌は言葉づかい、夫婦の間柄、家や島を治める心得、内助の功、心の美しさなどについて、それぞれ例を示して、人間のあり方を教え諭しているのである。 | |
デンサ節 | |
八重山の歌(教訓) | |
有り | |
無し | |
参考文献 |
「沖縄文学碑めぐり」垣花武信・東江八十郎著 那覇出版社 |