動脈硬化とは?
 動脈の血管壁に血液中のコレステロールが付着し、血管の内腔が狭くなった状態を「動脈硬化」と言います。
動脈にコレステロールが付着している状態
血管壁にコレステロールなどが沈着した塊をプラークと言います。
種類 加齢による動脈硬化 高脂血症による
動脈硬化
進行状況  ゆっくりと進行するのが特徴です。コレステロールが数十年かかって少しずつ血管壁に付着し、プラークができます。  血液中に増えすぎたコレステロールが短期間で血管壁にたまるので、進行が早い。
プラーク  線維性プラーク
硬いため、安定しており、簡単には破れません
 脂質プラーク
線維化する時間が不足して薄い膜で覆われ、とても柔らかく破れやすい。
どうなる? ゆっくりできるため、狭くなった血管の近くに新しい血管ができるの  血管が破れると、破れた部分を修復しようとして、血液の塊(血栓)ができ、血管が詰まってしまう。
脳で血管が詰まれば・・・・・脳梗塞
心臓で血管が詰まれば・・・・心筋梗塞
血液の流れが詰まる心配はない。
血液が流れてこない部分は組織が死んでしまう(壊死)
えし