高血圧とは?
ふわっ!
ぎゅっ!
 「サイレントキラー=沈黙の殺人者」と呼ばれ、自覚症状はほとんどありませんが、慢性化すれば血管に大きなダメージを与えるのが「高血圧」。この状態が長く続くと、血管壁が厚く硬くなります(動脈硬化)。また、心臓病、脳卒中、腎臓病などの合併症が起こりやすくなります。
ところで、血圧って何?
 心臓は人のにぎりこぶしぐらいの大きさで、筋肉からできています。心臓は縮んだり(収縮)、膨らんだり(拡張)して、血液を全身に送り出すポンプです。心臓が収縮した時、動脈へ血液が送り出され、この時に強い圧力がかかります。高血圧はこの圧力が正常値より大きくなることです。それは、高い圧力でないと、血液が流れでないからです。
収縮
      
拡張
      
最大血圧 140mm/Hg未満
最高血圧
上の血圧
と呼ばれている
最小血圧 90mm/Hg未満
最低血圧
下の血圧
と呼ばれている
最大血圧が140mm/Hg以上か、最小血圧が90mm/Hg以上の場合、高血圧症と診断される。