私は、48歳のバスの運転手。ある日の夜の7時半頃、胸の激痛に襲われて病院に担ぎ込まれた。冷や汗が出て、ガチガチと歯がなるほど震え、胸を押さえたままうずくまった。痛みで何も考えられなかった。
 予兆は早朝の出勤時にあった。バスに乗り込む前の午前7時頃、猛烈な胸の痛みが15分ほど続いた。じっと我慢をしていたら、痛みはすーっと引いたから、何事もなかったように仕事をしたんだ。
心筋梗塞の事例
48歳 男性
  血管の造影検査で、彼は心筋梗塞と診断された。彼の場合は、心臓の冠状動脈が詰まり、心臓の筋肉で酸素が不足し、 心臓が絶体絶命の状態になっていた。このままでは、心臓が腐れ手壊死を起こしてしまうため、血管に細い管を入れ、冠状動脈の詰まった部位を風船で膨らませて、血液の流れを回復させた。もう少し、遅れていたら死んでいたかもしれない。   
後遺症でもう激しい運動はできなんだ。
 俺は、心筋梗塞寸前の狭心症と診断された。心臓の冠状血管の詰まり具合は、90%にもなっていた。
長寿の島の岐路 沖縄タイムス参照