食事制限をして、酒を控えるような仙人みたいな生活は無理だ〜。
友人づきあいもできなくなる〜。
比嘉さん（仮名）31歳
彼が糖尿病を発症したのは、４年前。血糖値は二百数十を推移し、（正常値は70〜110mg/dl）正常値を大きく上回っている。合併症が恐いんだと、注意してもなかなか生活を改めない。困ったもんだ。
20代の比嘉さんはこんな生活をしていた!!
一人暮らしで、暴飲暴食を重ねていた。居酒屋では、脂っこいメニューを選び、よく朝まで、飲み歩いた。体重は95kgになっていた。親からは「気をつけて生活しないと大変だ」と小言を言われたが、気にしていなかった。
28歳の頃には・・・・・・
95kgあった体重が１ヶ月で、60kg代に激減した。１時間ごとに尿意を覚え、激しいのどの渇きを覚えた。まるで、砂漠にいるような我慢できないのどの渇きだ。血糖が高くなると、内部の浸透圧が高まり、尿が増え、体内は脱水状態になるためである。この年で糖尿病になるとは思わなかった。これからどうすればいいんだ・・・・・・
今では・・・・・・
比嘉さんの頻尿は今でも続き、度重なる尿のために資格試験も受けられず、映画にも行けない・・・・・・
痛くもかゆくもなく、切羽詰まった感じがない。友人と遊びたい気持ちもある一方で、不安を打ち消すために酒に走っているのかもしれない。
人ごとではないぞ、こんな生活をしている若者はたくさんいるぞ！自分は大丈夫という考えが危険なんだ！
長寿の島の岐路 沖縄タイムス 参照
