77 | 歌の道ひろく 世界にかがやかち 伊差川のながれ いく代までむ |
ウタヌミチヒルク シケェニカガヤカチ イザシチャヌナガリ イチュユマディン | |
西島宗二郎 | |
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伊差川世瑞は、琉球古典音楽に初めて声楽の楽譜を付した『工工四』を著した音楽家として知られている。琉球古典音楽の中心をなす三味線音楽は、その始祖とされる赤犬子以来、湛水親方をはじめ多くの先人達によって受け継がれ、芸術的にも高められてきた。そして古典音楽の楽譜『工工四』の工夫改良と共に、音楽家の組織化が進み、広く一般の人々にも親しまれるようになった。今では、県内はもとより県外や海外にも各流派の支部ができるなど繁栄しているが、伊差川世瑞もその隆盛の基を築いた功労者の一人である。 | |
伊差川世瑞 顕彰歌碑 | |
近代の琉歌 | |
有り | |
無し | |
参考文献 |
「沖縄文学碑めぐり」垣花武信・東江八十郎著 那覇出版社 |